チャールズ・ブコウスキー(1920~1994)という作家をご存知でしょうか?

ドイツ生まれのアメリカの作家で、

一般的な紹介としては、飲んだくれで、暴力的、性描写の多いアウトロー作家という感じで紹介されています。

一見、引きこもり、ニート、コミュ障には縁遠い作家に感じてしまうかもしれませんが、

実は、物凄く勇気つけられる作家です。

特にコミュ障の引きこもりがバイトをしたけど、

徹底的に打ちのめされて辞めた後などに読むと最高です。

性描写や暴力描写があまりに気持ち悪い作品もあり、読むに堪えないシーンなどもありますが、

感動する作品は本当に感動します。

社会的底辺の人々を描く作家

ブコウスキーの作品に出てくる登場人物は社会的底辺の人ばかりです。

これは、作者自身を作品の人物に投影してるからです。

ブコウスキーは若いころ、いろんな職を転々として放浪生活をしていました。

短期バイトをしては、すぐ辞めて、飲んだくれ、かなりダメな生活を送っていました。

気楽な生活を送るというよりか、

毎回毎回、世間に打ちのめされ、叩きつぶされ、傷を負いながらも、

悲しみのどん底に浸りながら、かろうじて生きているという感じです。

ロックでパンクな性格なので、登場人物にうじうじした感じはないですが、

その文体からはとてつもない深い悲しみが滲み出てきます。

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お勧めの作品

そんなチャールズ・ブコウスキーで大好きな作品を2つほどご紹介します。

町でいちばんの美女

まずは「町でいちばんの美女」です。

短編集になっています。

上で書いたように、性描写と暴力描写が気持ち悪い作品もあり、

全部がお勧めというわけではないのですが、

前半の2作(町でいちばんの美女、精肉工場のキッド・スターダスト)はかなりお勧めです。

何度読んだか分かりません。

精神安定剤を飲むかのように、引きこもりからバイトして、打ちのめされた後、読み返していました。

町でいちばんの美女は不幸な恋愛小説といった感じです。

あまり恋愛小説は好きではないのですが、この作品だけは死ぬほど好きですね。

キッド・スターダストは主人公がとんでもなく厳しい肉体労働の仕事を始めますが、

徹底的に打ちのめされるという内容です。

自分も時々、血迷って引っ越しだの土方のバイトなどをやったことありますが、

まさにこの小説と同じような状態になりました。

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パルプ

ブコウスキーの遺作になった長編小説です。

主人公は探偵なのですが、勿論、飲んだくれのダメ探偵です。

普通に面白い作品なのですが、

コミュ障にもたまらないシーンがいくつかあります。

まず酒場のシーン。

注文の仕方でウェイトレスと少し喧嘩をするシーンがありますが、

ウェイトレスから物凄い残酷な言葉を浴びます。

健全の人が読むと素通りしてしまう言葉ですが、

コミュ障の引きこもりには深く深く傷つく言葉です。

もう一つ電話でエッチなサービスを受けるシーンがあります。

この時の心底ひねくれねじれた主人公の態度が、

これまで世間に打ちのめされてきた人間には痛いほどわかる態度となっています。

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