「タクシードライバー」という映画をご存知でしょうか?

引きこもりやコミュ障の方ならもう見てる方も多いかもしれません。

もし観てないという方がいましたら、古い映画ではありますが、ぜひ観てほしい映画です。

個人的には人生の宝というべき生涯でベスト映画の一つ。

20代の前半の頃、一体何度見たか分からないくらい繰り返し繰り返し観ました。

監督はマーティン・スコセッシ。

主役はロバート・デニーロ。

若き日のジョディ・フォスターも出演しています。

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主人公は社会に適応できない

簡単に「タクシードライバー」を説明します。

主人公のトラヴィスは、ベトナム帰還兵で、その影響なのか深刻な不眠症です。

彼はタクシードライバーの仕事を始めますが、腐敗しきった世の中に怒りを抱えていました。

トラヴィスはロバート・デニーロが演じているのでかなり格好いいのですが、

コミュ障で、孤独で危ない若者です。

同僚との会話もどこかズレています。

そんなさえない人生を送ってるトラヴィスに素敵な女性が突然、現れます。

女性には積極的でナンパに成功し、

デートを始めますが、やはりコミュ障なので女性を怒らせてしまい長続きしませんでした。

トラヴィスは怒り狂いますが、その怒りを徐々に大統領に向けていきます。

肉体を鍛えはじめ、銃を購入し、大統領暗殺計画を実行しようとするストーリーとなっています。

孤独なコミュ障なら共感しまくり

とにかく孤独なコミュ障には共感しまくりの映画です。

映画の全体的な雰囲気や空間がまさにトラヴィスの心情にマッチしていて、

鬱気味の孤独なコミュ障に心地よくなるような演出
がされています。

ロバート・デニーロの演技もあり得ないくらい引きこもりやコミュ障には素晴らしいです。

この映画で特に好きなシーンが2つあります。

一つは喫茶店での同僚との会話のシーンで、トラヴィスは水に何か薬のようなものを入れます。

ジュワーと炭酸水みたいになっていくのですが、

トラヴィスは同僚の声には全く関心を示さず、その炭酸水を見つめています。

その時の監督の演出がとにかく素晴らしいんですが、そのシーンで同僚の声を小さくして、

ジュワーとした音を強調させて、しかもカメラを徐々にコップの方にクローズアップしていきます。

ジュワーとした音の大きさや同僚の声は小ささが何とも言えず心地よい気分になるんです。

このシーンはまさにトラヴィスの心情を見事に表した演出で、

この映画の芸術性の高さを感じさせるシーンなのです。

タルコフスキーの「惑星ソラリス」の冒頭シーンに手法的には真似しているのかもしれません。

もう一つ当時死ぬほど好きだったシーンですが、

トラヴィスが銃を購入した後、テレビに向かって銃を向けているシーンがあります。

テレビに映っているのはダンスをしながら、楽しそうに踊っている若者。

しかも女性と踊っている男は自慢げな顔をして、テレビの外のトラヴィスを見ています。

銃をテレビに向けた後、孤独なトラヴィスは物思いに沈んでいきます。

この時のロバート・デニーロの演技が本当にあまりに素晴らしい。

このシーンのトラヴィスから湧き出てくる凄まじい孤独のオーラは、もう演技とはとても思えず、

涙なしには見ることはできません。

このシーンは、ロバート・デニーロのキャリアでも最高の名演だと断言できます。

しかもこのシーンにジャクソン・ブラウンのLate for the Skyがかかります。

これがまた名曲中の名曲なのです。

世界中の孤独なコミュ障の若者に観てほしいシーンですね。

地下室の手記も合わせて読んでみてください

ちなみにこの映画は監督がスコセッシですが、

脚本家はポール・シュレイダーです。

実は、最初はスコセッシではなくブライアン・デ・パルマに脚本を見せたようですね。

しかし、ブライアン・デ・パルマはスコセッシのほうが向いていると思い、

この脚本をスコセッシに見せたようです。

脚本を見たスコセッシはドストエフスキーの「地下室の手記」のように感じ、

もともと「地下室の手記」のような映画を撮りたかったスコセッシは喜んでこの仕事を受けたというエピソードがあります。

どちらが先でもいいですが、「タクシードライバー」が気に入ったら「地下室の手記」も読んでみてください。

ドストエフスキーの「地下室の手記」は引きこもりに必読?


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