引きこもりの方に何よりも読んでもらいたい本がドストエフスキーの「地下室に手記」です。

ドストエフスキーは19世紀のロシアの作家で「地下室の手記」は1864年の作品になります。

とっても古い本ですが、この本を読んだ時、まるで自分のことを書いてくれてるような気になった本です。

この本を読んだ時の感動はどういっていいかわかりません。

生まれて初めてする強烈な人生体験で、読んだ後はしばらくの間、放心状態になりました。

とにかく本当にお勧めなんですが、

今回は、なぜこの本がひきこもりにお勧めか書いていきます。

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主役が引きこもり

この小説の主人公は40歳の男です。

もともと小役人でしたが、親戚の遺産を相続してから役所を辞め、20年間も地下室に閉じこもっています。

ようするに、現在でいえば、引きこもりです。

この引きこもりの主人公ですが、性格は正常の人間とはかけ離れ、自意識過剰になっており、病的であり、ねじれにねじれています。

まさに異常者という感じなのです。

この「地下室の手記」は、そんな異常者の主人公が自分の内面をさらけ出していくという内容になっています。

その主人公の内面は正常な人間にとっては、ムカムカ、イライラするだけのものかもしれません。

しかし、引きこもりにとっては、まさに自分の事を言われているような感覚に陥る人は多いはずです。

学校生活や社会人生活で、屈辱まみれの体験を送った人にとって、

この主人公はまさに自分自身なのです。

日記に自分の内面を書いていったらどうでしょう

自分は高校卒業するぐらいまで、自分の感情というものがよくわかっていませんでした。

日常で何か起きれば、腹が立ったり、悲しんだりするはずですが、

常にこうしなければいけないみたいのがあって、心に湧き上がってくる感情を無視していました。

勿論、それは不健康ですので、高校卒業後、ついに病気が爆発して引きこもりになってしまいました。

しかし、ドストエフスキーのような純文学小説に出会ったことにより、

生まれて初めて感情表現ができるようになりました。

自分は「地下室の手記」だけでなくドストエフスキーの他の小説や他の純文学小説を読みまくり、

それと同じような文体で自分の感情を日記に書きなぐるようにしました。

小学生の頃から高校の頃までです。

あまりに毒々しい内容で人に見せられるようなものではないですが、

書けば書くほど心がスッキリしていきました。

日記を書くことが治療になったのです。

後半から読んでもいいと思います

このドストエフスキーの「地下室に手記」は正直、難しいところもありますし、

現代人にとってはどうでもいいところもあります。

これはドストエフスキーの小説全体に言えることですが、一か所のところで立ち止まっていますと、読むのを挫折してしまう可能性もありますので、

自分にとって難しいと感じる部分はどんどん読み飛ばしていってもいいと思います。

この地下室の手記に関しては、「地下室」と「ぼた雪に寄せて」の2部構成になっていますが、

正直、「地下室」のほうはかなり難しいです。

「地下室」の方はパラパラと呼んで、「ぼた雪に寄せて」のほうをじっくりと読んでみてください。

引きこもりやニートが日記を書く


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